みくは迷っていた。「ちょっと5分いいかな。」東京に来てはや2年。こういったキャッチには何度もあった。「○○社の者なんですが…」得体のしれない会社。「○○っ雑誌知ってますか?」胡散臭い雑誌。この程度なら...